お客様に中古車を頼まれて、中古車オークションで買うことはよくあります。
最近は自店にいながらインターネットでオークションに参加できるので、
実車を確認しないで買うことが増えています。
便利ではあるけど、実車を見ないのでリスクが伴います。
そのリスクの1つが臭いです
臭いは出品票に記載されない
臭いに敏感な人が増えて、中古車を買う時に臭いを気にする人が増えています。
他の部分がどんなに良くても、そんな人には、「臭い」の1点だけで売るこことはできません。
お客様に頼まれ、引き当てでオークションから買う場合には慎重にならなくてはいけません。
失敗できませんから。
現車確認することがベスト。
それができなければ下見代行を利用する。
出品票には様々な情報がありますが、臭いはほとんど記載されません。
相当ひどくてもです。
これは覚えておいた方がいいです。
もちろんクレームはききません。
私が出品したホンダライフ。
ヘビースモーカーのおじいちゃんが乗っていました。
年式・走行距離が手ごろなので、展示して売りたいのですが、タバコの臭いがひどい。
一通りの消臭作業はやりましたが、そんなものでは全く臭いは消えません。
仕方ないのでオークションに出品しました。
これがその出品票
どこにも臭いの事は書かれていません。
落札ありがとうございます。
落札価格に満足しています(笑)
でも業者同士、お互い様ですから。
中古車オークションの出品票の情報はこんな程度です。
メカニックなら、現車確認で見つけられる機能面の不具合だって、出品票には全く記載されません。
中古車オークションは、真面目な自動車整備専業者の常識は通用しません。
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