消費者庁が、訪問販売や電話勧誘を規制する特定商取引法の改正を論議しているそうです。
論議されている中身について、自動車業界が反発しているという新聞記事がありました。
順法精神を持たない人たちにはどんな法律や規則を作ってもダメ
消費者保護の名のもと、次から次へ法律改正が行われます。
しかし善良なる業者はそのたびに不便とコストアップを強いられる気がします。
それでも、新しい法律によって悪徳商法がなくなるなら仕方ありませんが、
悪徳業者の手口が巧妙になるだけで、一向に減りません。
そもそも、最初から法律を守るつもりのない人間には、
どんな法律を作っても、違反行為をやめさせることはできません。
毎日山のように届く違反メール
インターネットで商行為をする人間には、いくつも守らなければならない規則があります。
メールについても記載事項など細かいきまりがありますが、
私のメールボックには毎日、山のような違反メールが届きます。
ちょっと頭の良い悪い連中は、法律を守っているふりをしながら、違反行為をしている。
ホームページに、個人情報の取り扱いや、特商法に基づく記載がされているしっかり書かれていても、気でそれに反する行為をしている業者がいっぱいいる。
どんな厳しい内容の法律を作っても、違反者に対して厳罰がない限り、ほとんど抑止力にはならないと思います。
遵法精神をもった善良なる業者だけは馬鹿をみる。
「悪法も法なり」と、真面目に守るのです。
消費者を悪徳業者から保護するのはとても大事です。
しかし法改正をする場合には、善良なる業者のデメリットを十分配慮していただきたいものです。
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