焼津ホンダの村松です。
月刊誌「アフターマーケット7月号」が届きました。
特集 すぐできるインターネット活用術、整備・板金塗装工場もネット集客の時代
「自動車整備業もインターネットを活用して集客しましょう」という趣旨の記事です。
成功事例として2つの事業所が紹介されています。
インターネットの可能性を理解したからこそ私も必死になって、ホームページ・ブログ、それに最近はユーチューブをやっています。
昨日は、インターネットを見た人から、2件、問い合わせがありました。
このようにインターネットを使うことで集客することは可能です。
しかし、実際に「車検の受注」という果実を得るにはいくつものハードルがあります。
インターネットを使えばどんな自動車整備工場でも集客できるというわけではありません。
「自社のホームページを上手に露出させることができれば、十分に集客可能な状況になっている」のである
記事にはこのように書かれています。本当にそうでしょうか。
その理由として、「車検」および「車検に関連するキーワード」は月間250万回も検索されている。
だからインターネット上でお店を探している人が多くいる、というのです。
でも、私の認識は「インターネットで自動車整備工場を探している人なんかいない」です。
(大都会はちょっと事情が違うかもしれません)
250万回の検索数に嘘はありません。だからといって「お店を探している」ということにはなりません。
「車検」に関係する知識を得たい人が圧倒的多数なのです。
私は4月からPPC広告というものを試しています(今も継続しています)。
私の出した広告が5月にインターネット上に表示されたのは100万回を超えました。
これって凄い露出ですよね。
折込ちらし100万枚まいたようなものです。
そして広告をクリックしてホームページを見た人が1000人以上。
実は、焼津ホンダのホームページはPPC広告以外で見てくれた人の数の方が多いです。
それなのに、結局、1件の新規受注もありませんでした。
お店を探しているなら、これだけの数あるなら1人くらい車検依頼があってもいいでしょう。
これが現実です。
成功するのは鉄則がある
記事で紹介されている成功事例2件に嘘はないと思います。
そのホームページを見れば、成功の理由もわかります。
良くできています。
この事業所と同じようななことができる(できている)自動車整備工場はどれくらいあるでしょうか。
自動車整備工場といっても、経営規模・営業方針・営業地域など様々です。
一口にインターネットといっても集客の手法はたくさんあります。
まずは、これらのことを確認してから取り組むことが大事です。
いきなりホームページだけ作っても成功はしません。
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