ホンダS660、年内生産分は販売が完了しており、現在は受注をストップしている状態。

ビート以来の軽スポーツカーということで注目を浴びています。

同時に発売されたS660のミニカーもすぐに完売。あまりの人気に再販をしましたが、
それもすぐに完売となりました。

スポーツカーは私達世代には、何とかして手に入れたい、あこがれの車です。

しかし、今の若者にはそうではないらしい。

50代が半分以上

ホンダS660の受注状況を見ると、半数以上が50歳代だそうです。

「若者に車の楽しさを知ってもらいたい」と開発されたS660ですが、

今の若者には必ずしも共感を呼んだという事ではないらしい。

「車離れはもはや時代の流れ、どんなことをしても、多くの若者を車に振り向かせることはできない」

と私は思っているのですが、どうでしょう。

日本の若者は、クルマに楽しさなんか、求めちゃいません

むしろ、車の運転が苦痛なんじゃないかと

「なぜオートマないの」なんて声があがり、「追加でオートマが出るかも」なんて思っていたら、
あっという間にブームは終わりました。

さて今回の「ホンダS660」はどうでしょう。 いきなりCVTも設定されました。

車好きを増やすことができるでしょうか。

ホンダは、特別な販促も考えているようですが、実際の現場レベルで言えば、台数売れる車ではありません。

普通の車を売ることに時間を使った方が得だと思いますね。

車に関心のない人たちに車を売る方法を考えましょう

車に無関心な若者でも車は買います。 特に田舎はそうです。車がなければ、日々の生活が不便だからです。

だから「クルマ離れ」と言っても需要はあります。

車が売れないわけではありません。

車に無関心な人たちが車を買う時の決め手は、「車好き」とは違います。

車に無関心な人を「車好き」にする 車に無関心な人に車を売る方法を考える

どちらが簡単でしょうか。