移動手段はもっぱら自動車。歳をとってもできる限りクルマに乗りたい。

menu

クルマを安全に楽しもう

高齢者の自動車事故のニュースばかり目立ちます。田舎に地下道はいらない

「高齢者は早く免許証を返して車の運転を止めなさい、

車の運転をしている高齢者が悪い」

 

と言っているように感じてしまいます。 私も60歳を超えたので、高齢者目線で考えることが多くなりました。
日本は高齢化社会になっています。 高齢者が住みやすい生活環境になっているでしょうか。
高齢化社会と言いながら、実際は高齢者のことはあんまり考えていないのではないかと、私は思ってしまいます。

 

道路の中央分離帯がコミュニティーは破壊する

 

片側2車線の道路ができた。 この広い道路を横断する方法は3つ。

  • 横断歩道をつける
  • 地下道を作る
  • 歩道橋を作る

 

現在はほとんど「地下道」が選択されています。

 

横断歩道があっても、自動車との接触事故の可能性は残る。
地下道と歩道橋を利用する限り、自動車との接触事故は100%起こらない。安全です。

地下道と歩道橋の優劣について意見を言うには少々知識不足なので、ここでは書きません。

現実は圧倒的に地下道が選択されています。

 

お年よりは出かけることが少なくなった

 

いままで仲良くつきあっていたお仲間の家、みんなで集まった集会場へ行く途中に2車線の道路ができた。
今まではそこに行くのに、いくつも小さな道があった。でも今は道路を渡ることができる場所限られてしまった。
ほんの目と鼻の先にある向かいの家に行くのに大回りをしなければ行けなくなりました。
そして地下道は、足の弱ったお年寄りにはほとんど苦行です。 結果、出かけることが減りました。
老人会への出席もどんどん減っています。

 

「交通事故を減らす」ということでは、中央分離帯、地下道というのは有効な方法です。
しかし、人間の社会には、交通事故を減らすのと同じように重要なことがいくつもあります。

 

交通事故をなくす一番いい方法は、「車をやめる」ということです。
しかし、快適な生活を送るため、車をやめることはできません。
だから「交通事故が起こることはやむなし」で自動車を使っています。

 

お年寄りが元気に老後を暮らすためには社会との関わりが必要です。
それを保つための道路作りが必要だと思います。

 

「口ではお年寄りを大切に」とみんな言います。
でも実際は、お年寄りに不都合なしくみばかり増えています。

 

これでいいのでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク