焼津ホンダの村松です。夕方、明日納車する新車を、Dディーラーの営業マンが当店に届けてくれました。
用品はすべてつけてもらっているので、当店でやる作業は全くありません。
さて、車の中をのぞくと、ナビの画面に何やらメッセージが出ています。
「何じゃこれは」
コンソールボックスを開けると、コードが2本出ています。
営業マンに聞くと、
「僕もよくわかりません。こういうの、社長の方が詳しいんじゃないですか」
「おいおい」
ディーラーの営業マンが純正ナビの説明ができません。
高機能のナビなんかいらない
私は、「この営業マンがダメだ」と言っているわけではありません。今のナビを正しく説明できる人間なんかほとんどいないんじゃないかと思います。若者の興味を引くために、今、ナビはどんどんスマホとの連携を進めています。でも、ナビを装着するお客様は若者ばかりではありません。
今日、オデッセィの初回6ケ月点検で来店したお客様に、ナビをどの程度使っているか聞いてみました。メーカーオプションのナビがついています。このお客様は、30代の男性。
「よくわからないから、ほとんど触っていない」だって。
スマホとの連携を望んでいるお客様はどれだけいるんでしょうか。
新しい技術の素晴らしいところは十分認めますが、それは必ずしもお客様が望んでいるものとは限りません。その技術を利用することによるデメリットだってあるはず。
お客様がほんとうに望んでいるナビは、どんなナビなのか。
当店のお客様にには、最近の高機能ナビを喜んでいる人はほとんどいません。
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