焼津ホンダの村松です。
車検の車を酒屋さんに納車した時の話。
若者のクルマ離れが言われますが、同様にお酒離れが進んでいます。お酒離れは若者だけではありません。
昨日お祭りだったのですが、直会の席に出ない人が増え、出た人でもお酒を飲まない人が非常に多くなりました。
最近は、大型スーパーが安い価格でお酒を販売しています。個人商店が、価格では到底対抗できません。
焼津には「磯自慢」という全国に名の知れたお酒があります。
この酒店は、この磯自慢の品ぞろえが豊富で遠方からの注文もあるようですが、磯自慢を扱っているお店はたくさんあります。
ご主人は70歳くらいなのですが、ホームページを持っていて、以前は楽天にも出店していたとのことでしたが今はやめたと言っていました。
さて、いろいろ話をしたのですが、零細異業者が生き残る道は、
「大手との違いを出して、その違いに共感してくれるお客様と商売をすること」という結論で一致しました。
じゃあ、大手との違いは何かというと、お客様とのコミュニケーション(接客)だということに。
いろいろなお店に行って、店員がマニュアル通りの挨拶をするのをご存知だと思います。
中には、状況によりとんちんかんな挨拶になっていることも珍しくありません。
私はこれがものすごく不快です。
昔、マクドナルドでハンバーガーを20個買ったお客様に、
「こちらでお召し上がりになりますか」と言った話が笑い話として言われましたが、今は笑い話にならないようです。
心の伴わない挨拶が横行している現在、心のこもった対応、行動は大きな武器になるのではないでしょうか。
大手企業は、効率とリスク回避ばかり考えて行動しています。
「お客様満足」「「お客様の立場になって」と言いますが、実態は全くそうではありません。
ほんとうのおもてなしを実践すれば、そこに共感してくれるお客様はきっといるはずです。
丁寧な接客を心がけましょう。
コメントを残す