焼津ホンダが登録している口コミサイト「Lococom」からメールが届きました。
件名の前に「重要」と書かれていたのですぐに開いてみると、それはサービス終了の連絡でした。
店舗を無料で紹介してくれるサイトの収入源は、広告料と有料会員の会費です。
このサイトを利用する人(店舗と一般ユーザー両方)が増えなければ、収入は増えません。
一般ユーザーは登録店舗が少なければ利用しません。店舗はこのサイトを利用する一般ユーザーが少なければ、
有料会員になろうとは思いません。
ですから、こういったサイトを運営するには、サイトオープン後早い段階で、登録店舗を増やすことが成功の鍵です。
しかしこれが大変。 採算ベースに到達させるのは容易ではなく力つきてしまいます。
自動車整備工場を紹介するサイトがいくつかありますが、どこも登録店舗が非常に少ない。
そのサイトで、検索しても自分の住んでいる場所の整備工場の登録が1件もないというケースの方が圧倒的に多いのが現状です。
これでは一般ユーザーは利用しません。 だからこのようなサイトのトップに自分のお店が紹介されていても、意味ないわけです。
無料のサイトはどこも同じリスクがある
今は無料で利用できるサービスがインターネットには一杯ありますが、どれも、今回のサービス終了のようなリスクがあります。
これは大手でも同じです。ヤフーが提供していたロコプレイス(私は気に入っていたんですが)も終了してしまいました。
無料だから文句は言えないのですが、こちらも、それなりに手間暇かけているわけです。
インターネットは一人勝ちの世界
インターネットは実店舗と違い、指先を動かすだけで次の店舗にいくことができます。
当然、アクセスは一番店に集中することになります。
成功できるのは、1つのジャンルで1つのみ。
インターネットは1番でなければダメ。2番じゃダメなんです。
普通にやっている限りは。
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