焼津ホンダの村松です。
昨日の日刊自動車新聞に自動車整備振興会が「コンピューターシステム診断店」を13年度にも導入するという記事がありました。
いろいろな意味で、今すぐにも診断機は必要と私は考えているのですが、現在ではまだ多くの整備工場が導入していないようです。
「コンピューターシステム診断店」となるには
① 振興会が主催する研修を受けること
② 診断機を所有していること
③ 「FAINES」に加入すること
が条件のようです。
私の所ではまだFAINESを利用していませんので、これに加入する必要があります。
FAINESも利用条件が変更になるので、これからは利用しやすくなるのではないかと思います。
実際の修理にも診断機が必要なケースはどんどん増えるでしょうし、営業的にも診断機がないのは不利になると思います。
故障診断だけでなく、点検に使う
すでにシステム診断を車検時に利用している整備工場があります。
そこで、どのように使っているのか実施している近くのの整備工場で教えてもらいました。
この工場では診断結果をプリントアウトして車検時の請求書といっしょにお客様に渡しています。
そこで、当店でもそのようにできないかとメカニックに聞くと、できないと言う。
当店が所有するシステム診断機は、その場で診断することしかできないようなのだ。
教えてもらった整備工場では、データをパソコンに取り込んでいる。
しかし、当社の診断機にはパソコンにデータを取り込むソフトがないのだ。
ただ、バッテリーテスタのように、診断機のデータをそのまま取り出すプリンタはあるということなので、早速そのプリンタを買いました。
システム診断機をまだ導入していない整備工場は診断機が高価だからだと思います。
こういった機器は年々安いものが発売されてきます。簡単な自己診断はスマートフォンでできてしまう時代です。
しかし、診断機を導入する際には活用用法までしっかり考えた上で決めることをオススメします。
営業的に活用としようとすれば、それなりに高価な診断機(システム)が費用になります。
最初は診断だけしかしなくても将来は営業的にも利用したいと思うかもしれません。
そうだとすれば、システムの拡張ができるような診断機を選んでおく必要があります。
安物買いの銭失いにならないように。
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