早いもので1月も半分過ぎました。
今日はちょっと寒く感じますが、例年の寒さではありません。
またまた官公庁車両が車検切れのまま乗っていたニュース。
「またか」と思いましたが、今回はちょっと事情が違う。
車検が満了にきづかずに運行していたというのがこれまでのケース。
しかし、今回は車両管理者が、車検なのに、1年点検と間違えたというもの。
1年点検を自動車ディーラーで実施しているのです。
ディーラーは何も見ていないんじゃないの
1年点検で入庫して、車検満了日を確認しないなんてことがあるでしょうか。
「気づかなかった」なんて言い訳通用しないと思います。
1年点検は法定点検です。記録簿を作成します。記録簿を、手書きではなく印刷することも多いので、
すでに、そのディーラーに入庫実績があれば、車検証を取り出さないのかもしれません。
しかし、入庫済み車両であれば、車検対象リストに載っていると思います。
初めての入庫であれば当然車検証情報をパソコンに入力します。普通はこの時点で気づきますよね。
車検満了日に気づくチャンスは他にもあります。
フロントガラスには車検ステッカーが貼られています。
作業で運転席に座れば見えます。 普通はそこで見るでしょう。
さらに、お客様に渡す納品書・請求書。これにもたぶん車検満了日が記載されています。
この請求書も全く確認していないということです。
このディーラー、これではすべての作業で確認がされていない、と思われても仕方ありません。
こうなると作業自体ちゃんとやっているのかどうかも疑われます。
“市消防局は「チェック態勢を強化し、関係者の厳正な処分を検討する」としている。”
ということですが、ちょっと気の毒に感じます。
ディーラーさえ気づいていれば、こんな大事にはならないで済みました。
お客様、お客様の車にもっと関心を持とう
お客様に関心を持っていれば、当然車検満了日は気にすること思います。
一般のお客様であれば、車検満了日を見て、売り上げにつながる提案だってできます。
頼まれたことをやっているだけでは売り上げ増にはなりません。
もっともっとお客様に関心を持ちましょう
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