新車販売は今月も前年100%を上まわりそうな気配ですね。
でも中古車販売の方はなかなか厳しいようです。
ディーラー営業マンのぼやき
今日やってきたディーラー営業マン。
「購入補助制度早く終わってくれないかなー」
と。新車が売れて結構なことだと思うのですが、営業マンとしては、購入補助の申請でのお客様との対応が面倒なようだ。
私も実際に対応しているのでなんとなくわかる気はする。
お客様→営業マン→ディーラー業務部→自販連→センター→お客様へ補助金
こういう流れでいくのですが、これが簡単にいけば問題はない。しかし、実際はなかなかそうはいかないケースが多い。
個人情報保護法成立以来、なにから何まで融通がきかなくなってしまった。
情報にも重要なものとそうでないものがあるだろうに。
捨印がない
県名がない
郵便番号がない
銀行の支店コードがない
どれひとつなくても、書類が返却される。
①書類に不備がなければ捨印は必要ないだろう
②県名や郵便番号が絶対必要な情報なのか
③銀行の支店コードが絶対必要なのか
②③は自分たちの処理上の都合でしょう。
返却した時と、不足情報を修正するのと、社会全体としてどちらが大きなロスなのか。
お客様は様々で、いろいろな手助けを求めている人だって多い。
そんな人たちにも「全部自分でやれ」っていうのが今の制度だ。
いろんなところで消費者保護が叫ばれ、消費者庁までできたけど、善良なる多くの消費者はどんどん不便になっているのが現実。
、大企業もどうすれば責任を逃れられるかばかり考えている。
説明責任といって、誰も読まないような分厚い説明書を作り、それにサインさせて
「説明はしました」と。
もともと商品説明など、全部できないことはわかっているくせに。
一部の悪意ある人たちのために、ベースが変わってしまった。
不信をベースにした社会でいいのだろうか。
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