今日は月曜日、私の店は定休日です。
今日も一日パソコンのお引越し作業です。
大掃除の時もそうですが、思わぬものをみつけたり、整理を始めだしたりと、
なかなか作業がすすまないんですよね。
西友のテレビCM見ました?
暫く前の電気屋さんのCMと同じことやっています。
「芸がないねー」と思いますが、どうでしょう。
とにかく安さを売りにした広告・宣伝ばかりが目に付きます。
面倒なところ、やるのが大変なところはビジネスチャンス
物そのもの価値は下がるばかりです。
いろいろ便利になった世の中ですが、人がやらなければできないところはあるわけです。
最近、買い物代行や通販が増えているのご存知ですか。
ネット通販も「安いから売れている」というだけではありません。
お年寄りが増え、買い物自体が大変になっている人たちがいるということだと思います。
昔ながらの商店街が近くにあるところはいいです。
一人暮らしのおおばあさんでも、乳母車を引いていけば、お店の人が気軽に声をかけてくれる。
でも地方ではこんな商店街がどんどん消えている。
大型ショッピングセンターは価格の安さを売りにしているからオペレーションは効率最優先。
社員が親身に世話をしたいと思ってもそれが許されない。
お年寄りの買い物は大変だろうと想像つきます。
さて、本題。
今、私たちの周りでも車検の安売り合戦とも思えるチラシが出ています。
当然ながら、安売りのお店、一応、効率をよくしたから安くできる、ということですから、
そのお店のやり方に合うお客様が行くということになります。
車検のために、わざわざクルマ屋に行きたくない。
40分でも待っているのはいやだ。その時間がもったいない、めんどう、という人たちがこれまでより多くなるかもしれない。
私なんか、とにかく待つのが嫌い、
今でもガソリンスタンドで給油するとき、窓拭きはやらせない。
きれいになるのはもちろん嬉しい、でも給油が終わった後までやってもらいたくないのだ。
「じゃ、セルフに行けばいいじゃないか」と言われそうだが、
自分でやるのは面倒。
私と同じような人が今多いかといえば、そうは思わないが、
やっぱり年をとってくれば、いままでならなんでもなかったことが面倒になる。
クルマに乗る人たちも今までよりは平均年齢が高くなってくるのではないだろうか。
安さで集客する車検チェーンだから、価格志向のお客様がいくのは当然だが、
価格とは違う理由で行くお客さんがいるということも忘れてはいけないと思う。
価格差は程度次第で勝負になる。
今、安売りを指向するところは、効率をあげることでコストを下げ、価格に反映している。
効率を上げるということは、人間ができるだけやらないということ。
同じことでも「人がやってくれる」ということにビジネス価値は生まれないだろうか。
効率とおもてなしのバランス、
効率的にやるべきとこと、そうやってはならないところ
そんなことをかんがえるのです。
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